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和婚の疑問|神前結婚挙式の流れや作法について|わかりやすく解説

2023年01月07日

更新日:2023年1月7日

神前式の流れと作法について

神前式の作法は難しそう...と思われている方もいらっしゃると思いますが、実際に実際新郎新婦様が行っていただく動きは、とってもシンプルです。今回は正式名称や固い言葉ではなく、全く知識がない方でも理解できるように、わかりやすさを重視して解説していきます。

 

 

拝殿へ向かう

両家の控室前まで神主と巫女がお迎えにきてくれます。そこから「参進の儀(さんしんのぎ)」として一同揃って拝殿まで向かいます。大井神社の場合は、神主が竜笛(りゅうてき)の音色を奏でながら、美しい回廊を進んでいきます。

 

はじまり

チャペル式のような入場シーンはありません。目立つのが苦手な方も気兼ねなく臨む事ができるはずです。全員が着席をしたら大太鼓が鳴り、神前式が始まっていきます。

 

祝詞

宮司があいさつさせていただき、まずはお祓いがあります。その後に、祝詞(のりと)を神主が奏上させていただきます。祝詞とは神様への結婚報告のようなイメージです。
お祓い中と祝詞中は、軽く頭をお下げいただきます。その都度、神主からご案内があるのでご安心ください。

 

三三九度の盃

ここからが新郎新婦様が行っていただくシーンとなります。巫女が2名体制でサポートしてくれますのでご安心ください!

三三九度の盃(さんさんくどのさかずき)と言い、3つに重なった大中小の盃を交わしていきます。御神酒の飲み方としては、3回に分けて飲むという作法となります。大井神社のやり方としては、1回目と2回目は口元までもっていき、3回目に飲んでいただきます。飲めない方は飲む真似で大丈夫ですのでご安心ください。

飲む順番(大井神社の場合)
①の盃(小) 新郎→新婦
②の盃(中) 新婦→新郎
③の盃(大) 新郎→新婦

3つの盃の意味(諸説あります)
①の盃(小) 過去を表現・ご先祖様への感謝
②の盃(中) 現在を表現・二人の決意
③の盃(大) 未来を表現・子孫繁栄や家族安泰を願う

3回に分けて飲む意味(諸説あります)
1回目 神様への感謝
2回目 家族・親族への感謝
3回目 友人・知人への感謝

 

結婚指輪の交換

結婚指輪の交換はチャペル式のイメージが強いかもしれませんが、神前式でも結婚指輪の交換があります。大井神社ではオリジナルの指輪「輪結び(わむすび)」を作成しているので、こちらを交換する演出となります。(自分達の結婚指輪でも可)

それぞれ指の寸法を測らせていただき、1つ1つ手作りしております。
又、木箱には日付とお二人のお名前を刻印させていただきます。

 

誓いのことば

新郎様に誓いのことばを朗読していただき、新婦様には名前を添えていただきます。暗記する事はないのでご安心ください。

 

正式にお参り

神社の正式なお参りの際は、玉串(たまぐし)という榊(さかき)を御神前にあげていただきます。自らの気持ちを玉串に込めてお供えするというような意味合いがあります。
その後、2礼2拍手1礼の作法でお参りをしていただきます。

新郎新婦様に行っていただいた後、両家の親御様にも参列者を代表して行っていただきます。

 

巫女の舞

大井神社では巫女が正装姿で「浦安の舞」を舞います。こちらは神様への奉納となります。巫女が舞っている姿も思い出のシーンの1ページに残っていただけると思います。

 

親族盃

親族盃(しんぞくはい)とは、親族同士も盃を交わしていただく儀式となります。こちらは1回で飲む作法となります。

 

おひらき

大太鼓が鳴りおひらきとなります。宮司から祝辞を述べさせていただき、授与品をお渡しさせていただきますので、お受け取りください。

 

以上が神前式のおおまかな流れと作法になります。各神社ごとやり方の違いがあると思いますので、参考までにいただけたら幸いです。
新郎新婦様にはプランナーとの打ち合わせ時に、丁寧な説明とリハーサルを行っておりますのでご安心くださいね!

 

 

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