和婚の疑問|神前結婚式の費用負担は両家でどのように決めればいいの?
2023年01月09日
更新日:2023年1月9日
結婚式の費用負担はどうすればいいのか
結婚式の費用負担についての話は、ご両家様で相談しにくいですよね。ですが今後のお付き合いも含め、とても大切な話し合いになります。今回は、費用負担の事例をあげて詳しく解説していきますので、話し合いの参考にしていただけたら幸いです。
目次
負担額の考え方
今までお客様から受けたご相談の中から、費用の負担の考え方を3つご紹介いたします。具体的なゲスト人数と金額を例にあげて、シミュレーションをしてみます!
金額例
・ゲスト人数50名(新郎側30名:新婦側20名)
・総費用 250万円
飲食・引出物 150万円
挙式料・衣裳・美容・写真・演出 100万円
1.総額を折半
それぞれのゲスト人数の違いや、衣裳代の違いは考えず、総額で折半するケースです。
それぞれの負担額は、新郎側125万円・新婦側125万円となります。
〈総額〉250万円÷2=125万円
新郎側 125万円
新婦側 125万円
2.総額をゲスト人数で分ける
総額をそれぞれのゲスト人数の割合で分けるケースです。
それぞれの負担額は、新郎側150万円・新婦側100万円となります。
〈総額〉250万円÷〈総人数〉50名=1人あたり5万円
新郎側 30名×5万円=150万円
新婦側 20名×5万円=100万円
3.ゲスト人数にかかわる費用は分けて・その他は折半
ゲスト人数によって変動する費用(飲食・引出物)はそれぞれ分けて、それ以外の費用(挙式料・衣裳・美容・写真・演出)は折半するケースです。
それぞれの負担額は、新郎側140万円・新婦側110万円となります。
計算の考え方
〈挙式料・衣裳・美容・写真・演出〉
100万円÷2=50万円
〈飲食・引出物代〉
150万円÷〈総人数〉50名=1人あたり3万円
新郎側 50万円+(30名×3万円)=140万円
新婦側 50万円+(20名×3万円)=110万円
ご祝儀の考え方
請求額の分け方は上記の考え方となりますが、実際のご負担額は「ご祝儀を差し引いた金額」となります。いただけるご祝儀の平均額として、総人数×3万円というデータがあります。実際に「2.総額をゲスト人数で分ける」を例に挙げてみると、実質負担額は新郎側60 万円・新婦側40万円となります。
計算の考え方〈ご祝儀分〉
新郎側 30名×3万円=90万円
新婦側 20名×3万円=60万円
新郎側 150万円−〈ご祝儀〉90万円=60万円
新婦側 100万円−〈ご祝儀〉60万円=40万円
これらの考え方はあくまでも1つの事例にすぎず、ご両家様のご事情により考え方は大きく変わってきます。お互いが納得できる形で進む事が、何よりも大切な事だと考えます。
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